玉之湯再生の仕掛け人である木藪氏。これまでも数々の旅館施設の立ち上げや再生に携わってきた氏によって、玉之湯も劇的な変貌を遂げました。
旅館の内外、ハード/ソフトの両面から徹底的に見直しをかけ、温泉以外の魅力づくりや従業員教育など、接客の最前線までもきめ細やかなコンサルティングを手がけていただきました。
玉之湯大改装のテーマでもある「竹」を、内外装ともに最大限竹を取り入れた建築意匠を提案して頂いた大森氏。
すべてを単純に新しくするのではなく、見方を変えたり使えるものは効果的にリユースし「再生」というプロジェクトにふさわしい意匠と大きな変化で、魅せる旅館を設計していただきました。
旅のハイライトでもある宿泊。その旅情を一層高め旅館の印象を決めるエクステリアに尽力頂いた山口氏。竹と石で見事に表現された旅館の個性。
一見ランダムに配置されたような石にも物語があり、奥ゆかしい文化に感嘆するばかり。看板のない旅館の看板として、見事な前庭とエクステリアを造っていただきました。
宮之城の老舗旅館のリニューアル、というテーマにおいて、コンセプトの構築からデザイン制作に取り組んで頂いた馬頭氏。
旅館のエントランスにさりげないロゴから、各部屋の命名とサイン計画、のれんのデザインなど、玉之湯の個性を際立たせる様々なツールをデザインしていただきました。